
手ぬぐい
きのみ
成長シリーズ、第3弾。
秋の手ぬぐいは、『きのみ』です。
秋になって、落ち葉をがさがさ言わせながら
足元をじっくり探してみると
大きさも形も色も、さまざまな木の実が転がっています。
まんまるなもの、とげとげなもの、
焦茶色のものや、赤みのあるもの、
大きくてごろんと落ちてくるものもあれば、
くるくると舞い落ちてくるものもあります。
そんな多様性を表現したくて選んだモチーフ。
細かいものを描くときは、
ちいさな生きものになったきもちで、
モチーフに入り込んでいくのですが、
色々な”きのみ”をじっくり観察していく工程は
しあわせすぎて、涎が出そうでした。
ミツトリヒトギとしては珍しく、シックな色合いで纏めた”きのみ”。
畳み方でも雰囲気が変わるので、楽しんでいただけたら嬉しいです。