手ぬぐい
たけのこ
成長シリーズ、第2弾。
夏の手ぬぐいは、『たけのこ』です。
“たけのこ” は、春のものと思っていませんか?
暦の上では、初夏のものにあたります。
春の終わりごろ、やわらかい土のしたから、
ひっそりと鮮やかな黄緑色の芽を出す “たけのこ”。
根本はどっしりとして、何枚もの皮に覆われ、
獣のようなごつごつした見た目をしているのに、
皮を剥いていくと、
中は滴るほど水分を含んでいて驚かされます。
そして “たけのこ” は、
あっという間に空に近づいていくのです。
その瑞々しさと生命力の強さを表現しました。